国内外のグループ企業と連携してシナジーを生み出すDIIのR&D推進体制
電通イノベーションイニシアティブ(以下「DII」)は、「Beyond2020の電通グループの事業成⻑のために、社会変革のスピードに対応しながら、新しい事業基盤の創造に主体的にチャレンジする」をミッションに2018年7月に設立されました。ここでは、その組織体制や関連組織について紹介します。
国内外の拠点のハブとなり、R&Dを推進していく
現在、DIIには30名超のメンバーが所属し、領域戦略などR&Dの基盤整備を担当する戦略統括チームと、AI、D&I、NFT、Smart City、Web3.0、XR多岐にわたる領域から、それぞれに専門分野を持って事業開発を推進するR&D推進チームに分かれてアクションを起こしています。
また、独自の投資機能を所有しているのもDIIの特徴のひとつです。「電通ベンチャーズ」というCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)を傘下に置き、パートナーとなるスタートアップに投資をしています。
そして、DIIが存在する最大の理由が、国内外にある電通グループの各拠点のハブとなり、さまざまな垣根を越えてシナジーを生み出していくことです。
たとえば、「Startup Growth Partners(SGP)」という電通のスタートアップ専門ビジネスプロデュース部署と連携し、スタートアップへのグロース支援を行っているほか、グループ横断組織「XRX STUDIO」とXRテクノロジーを活用した新たな顧客体験の開発に取り組んでいます。
また、海外に拠点を置くサンフランシスコの合弁会社「Dentsu Innovation Studio」とは、グローバルな投資および、ソフトウェア開発を核としたイノベーション・事業開発が推進中です。
事業の種を見つけ、大きく育てていく。その実現のために、DIIはさらに体制を強化していく予定です。私たちのこれからにご期待ください。