*本記事は連載記事「Web3.0 Journey!」の第3回目です
過去記事はこちら
>>Web3.0 Journey! Episode 01 : 開かれた、扉
>>Web3.0 Journey! Episode 00 : それぞれが輝く、希望と可能性溢れる世界へ
今日は朝からとても嬉しいことがありました。
友人から届いたメッセージを見て、彼女の中でWeb3.0やブロックチェーン、NFTについての見方が変わったと知ったからです。
よくわからないからこそ「それって大丈夫なの?」と不安に思っていたことが、知識が増えるにつれ興味に変わっていく。
その瞬間を目の当たりにして、とても嬉しくなりました。
私自身「Web3.0」について知識が深いというわけではありません。
けれどEpisode 00 のプロローグで書いたように、
「個が主役」となる時代で、それぞれが輝く世界を私は実際に体験してみたい。
という気持ちが強く、それが実現できる可能性がWeb3.0の世界にはあるんじゃないか?
そう思っているので、実際自分で体験して感じたことや学んだことをここでシェアしてみなさんと一緒に成長していきたいと思っています。
なので興味を持って学ぼう、やってみようと思う人が身近にも現れたことがとても嬉しいです。
*
NFTアート作品を購入してみる
先日インスタグラムのある機能を探していた時に「デジタルコレクション」という項目が目に入りました。
気になったので調べてみたところ、インスタグラムでは昨年からNFT(非代替性トークン)を投稿としてシェアできる機能がついたようなんです。
*Instagram、デジタルコレクティブル機能を日本を含むグローバルで提供拡大
実は私、今日まで1つもNFTアート作品を保有していませんでした。
NFTに興味を持った当時「デジタル作品も取引ができる」ってどんな感じなんだろう?やってみたいなと思い、
まずは取引に必要な暗号資産を持とうと、日本の某大手暗号資産取引所のサイトから所持していた現金をETH(イーサリアム)に交換しようとしたんですね。
けれどこの時1つ疑問に思ったことがありました。
「ヨーロッパで作ったアカウントを日本でも引き継げるのか?」と。
当時私はフランスに住んでいたのですが、日本への本帰国を考えていた時期だったので、交換する前に先に聞いてみようと問い合わせをしました。
*利用しようとしていた日本の某大手暗号資産取引所のサイトを開くと居住国に合わせて「〇〇 Europe」のようにサイトが切り替わった
すると返ってきた言葉は、
できなかったー!
この返信を受けて「じゃあ(日本に)帰ってからでいいや」となり、結局この時は現金を暗号資産に交換することも、NFTアート作品を購入することもしなかったんです。
そして帰ってきたら今度は「Web3.0」という言葉が私の世界に入ってきて……
そこから広がる未来がどんな世界なのか知っていくうちに、経験や体験が価値になる「行動実績証明のNFT」へ一気に関心が向きました。
けれどインスタグラムでNFTを投稿としてシェアできることを知り、その投稿を目にしたことでとても興味が沸きました。
というのも、NFTを投稿した場合、表示のされ方が投稿やリールとも違って何というか"キラキラ"してるんです。
それを見て「このキラキラ投稿、私も経験してみたい!」という気持ちになり、実際にやってみようと思いました。
私はこれまでNFTアート作品の保有はしていませんでしたが、普段から好きなアーティストのデジタル作品を購入していました。
オーダーイラストだったので、手元に届いた時はとても嬉しく、作品を眺めてはにやけることもありました。
それがNFTアート作品の場合、この作品がオリジナルだと、保有者は自分であるということが証明されたものを持つことになるわけで。
そうなったら「いったいどんな気持ちになるのかなぁ?」という興味もあったんです。
なので試しに購入してみるといっても自分が「いいなぁ」「欲しいなぁ」と思える作品にしようと思っていました。
*
インスタグラムとウォレットをリンクしてみた
この時はまだNFTアート作品を保有していなかったのですが、まずはインスタグラムと自分のウォレットを一度リンクさせてみようと思いました。
リンク可能なウォレットリストを見ると、この中で私が持っていたのはMetaMaskでした。
早速MetaMaskとリンクさせようとしたのですが、パスワードを忘れてしまっていて……改めて作り直すことに。
ウォレットの中には何も入っていなかったので、作り直すことに抵抗はなかったのですが「これからは本当に気をつけよう」と反省しました。
けれど作り直したことで新たな発見もあって。
今回はMetaMaskのアプリからウォレットを作ったので、初めて作った時のようにChromeの拡張機能を使って〜という手間がなく、とても簡単に作ることができました。
こうして新たにMetaMaskを取得したことで「インスタグラムとウォレットをリンクさせてみたい!」という思いはひとまず叶えることができました。
*
ついに! NFTアート作品購入!
NFTアート作品を購入するにあたり、自分の中で「こんなのが欲しいなぁ」という希望はありました。
・これ欲しい!と惹かれる作品であること
・赤髪のキャラ
・ジェネラティブNFT
まず「これ欲しい!」と思える作品というのは大前提にあり、「赤髪」というのは私自身が赤髪だから。
そして「ジェネラティブNFT」だとプロジェクトになっていることが多いと思ったので、作品を保有した先の体験もできるのではないか?と考えたからです。
*ジェネラティブNFT :
イラストレーターが1枚1枚イラストにするのではなく用意された複数のパーツをコンピューターが無作為的に選択・合成するNFT (AIが自動生成する)
そんなことを考えてたら、欲しいと思える作品に出会えたので早速購入のステップへ。
1, 現金を暗号資産に交換する
2, 交換した暗号資産をウォレットに移行する
3, オークションサイトにウォレットをコネクトし、購入する
今は本当にありがたい時代で、これらのやり方がわからなくてもネット検索すると解説されてる動画や記事をたくさん見つけることができるんですね。
私はそういった情報を活用しながらやってみました。
中でも特に注意したのは、欲しいと思う作品が見つかっても偽物のオークションサイトやNFTが出回っているということ。
ただでさえ解説を見ながら新しいことに挑戦しているのに、偽物を回避しなければならないというハードル。
私はここが1番緊張しました。
「この作品、本物だよね?合ってるよね?」と。
けれどもし偽物だったらそれはそれでおもしろいからここでシェアすればいっか、と腹をくくれたので行動に移すことができました。
そしてついに私自身初めてのNFTアート作品購入~保有するという体験!
うれしーい!
オーダーイラストの場合は、欲しいと思うから依頼をし、自分だけのオリジナル作品として手元に残ります。
けれどこの作品は既にあったもので、それを購入することで自分が保有者であると証明されるというのは私にとっては新しい感覚でした。
もう既にこのNFTプロジェクトの今後の展開も気になっていますし、保有することでできることもあるみたいなので、そういった体験もしてみたいとわくわくしています。
そしてこの作品を保有したことでNFTアート作品を購入するきっかけとなった、インスタグラムのデジタルコレクティブル投稿もできました!
嬉しかったのはこの投稿を見た友人から「なにこれ?」という反応があったことです。
投稿を目にしたことでNFTという言葉を知り、今度は「NFTって何?」と興味を持つことから自分にとって新しい情報が入り、世界が広がるわけじゃないですか。
そのきっかけになれたことも今回の「NFTアート作品を購入してみる」という体験を通して得た嬉しい出来事でした。
*
一筋縄ではいかなかったデジタルコレクティブル投稿
実は今回インスタグラムのデジタルコレクティブル投稿をするまでに「うぉぉぉいっ」っていうことや、「げっ!」っと思うような出来事もありました。
そのこともここに残しておこうと思います。
まず最初の「うぉぉぉいっ」となった出来事。
それはNFTアート作品を購入後、インスタグラムとMetaMaskをリンクしなおそうとした時に起きました。
インスタグラムの私のアカウントから「デジタルコレクション」の項目が消えてしまったんです。
消えてしまったものだから、そもそもリンクができません。
(あと一歩なのに!)
一方的に消され何もできなくなるって、これが中央集権的ってことなのかな、とそんなことを思いながらも問い合わせから復元依頼をしたら以外と早く復元してくれたので、無事にリンクすることができました。
そしてリンクしたら今度は「げっ!」と思うような出来事が起きました。
(勘弁して!)
↓これは私のインスタグラムアカウントのデジタルコレクション画面
右にあるNFTは私が購入したものなのですが、左側に身に覚えのないNFTが入ってるんです。
気になったのでMetaMaskのウォレットを確認したら、こちらは変わらず購入したNFTしか入っていませんでした。
「こわっ」ってなるじゃないですか。
そこで記載されてる「Hwape official Blind Card」を調べたところ、こういった説明を見つけました。
NFTや暗号資産の分野はまだ発展途上にあるため、詐欺やハッキングもあると耳にしていたので、こういうのが詐欺なのかな?と思い、放置しています。
自分の好きなものを集めている空間に勝手に入ってこないで欲しい。
もっと安全に、安心して使いたい!
そう新たに望んだ出来事でした。
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